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皆さんこんにちは。株式会社オープンストリーム、技術創発推進室の高岡です。
8/5 に、機械学習向けMLOps基盤ツール “Knitfab” の v1.2.1 をリリースしました。
この記事では、前回リリースをご案内して以来の変更について、まとめてご紹介します。
リリース日
- v1.2.0: 2024年7月9日
- v1.2.1: 2024年8月5日
現時点での最新版は v1.2.1 です。
機能の変更
- Knitfab に必要なPodの種類を減らしました。
- Knitfab Web API の HTTPS 化をオプトアウトできるようにしました。
バグ修正
- knit data push で Data を送信している間に Ctrl+C で中断しようとしたときに、しばらく中断が待たされることがありました。この変更によって、速やかに中断できるようになりました。
セキュリティアップデート
依存ライブラリにセキュリティ脆弱性を含んでいた物があったので、問題が解消されたバージョンにアップグレードしました。
対処した脆弱性は次のものです。
- https://github.com/moby/moby/security/advisories/GHSA-mq39-4gv4-mvpx
- https://www.docker.com/blog/docker-security-advisory-docker-engine-authz-plugin/
ライセンスについて
Knitfab では BSL 1.1 というライセンスの下で公開されています。
v1.2.0 から、ライセンスの Change Date を 2028年7月9日 に更新しました。
終わりに
以上、Knitfab v1.2.0 から Knitfab v1.2.1 までにおきた変更点をお送りしました。
さらなる詳細は、 リリースノート( v1.2.0 、v1.2.1 )をご参照くださいませ。
著者プロフィール
名前: 高岡陽太
株式会社オープンストリーム/技術創発推進室
長らく Web 系のシステム開発をしてきたが、2019年頃から機械学習関連の案件に携わり始めた。
ディープラーニングモデルの開発からその API 化、フロントエンド開発まで、必要とあらば一通り手掛ける。
最近は、機械学習それ自体はもとより、機械学習開発を支える技術としての MLOps に興味を持っている。
MLOps 用基盤ツール Knitfab の開発リード。
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