Keep Innovating! Blog
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今回はちょっとユルイ(?)話題である。
当社も現在のコロナ禍に対応すべくテレワーク化を推進している。
その一方で、世の中には様々な事情からテレワークができず、出社したり現場に出て仕事されている方々も多数いらっしゃる。もちろん当社にもいる。感染リスクのある中、頭が下がる思いである。
ありがたいことに、私の仕事内容はテレワークでもできるものがほとんどなので、自宅で作業することが多くなった。
そうなると、自宅の仕事環境を使いやすくすることが結構重要になってくる。長時間そこで作業するわけだから、ほんのちょっとした使い勝手の悪さが、ストレスになり生産性の悪化につながるからである。
「生産性が下がれば会社や関係者にも申し訳ない。自宅環境にもイノベーションが必要だ・・・」という言い訳を自分にしながら(実は単に便利グッズやガジェットが好きなだけなのだが)あれこれ作業デスクまわりのグッズを購入してしまった2020年であった。
そうやって自宅環境の改良をやっていると、「他の人はどのような工夫をしてるのだろう?」というのが気になってくる。しかし、興味はあってもなかなか他の人の自宅の作業場を見ることはできない。
同様の思いを持っている人は少なからず居そうな気がする。ならば、まずは自分のやり方を公開してみよう、というわけで今回は 2020年を振り返り、買って良かったデスク周辺グッズを紹介してみたい。
#なお、以下ではAmazonなどの通販サイトにリンクを貼っている場合がありますが、これはアフィリエイトではありません。ご安心?ください。
紹介グッズリスト
1. キャプテンスタッグのポール&システムカップホルダー
目的:飲み物や文具を安定しておける場所を確保する
これはアウトドア用のグッズである。キャンプで使うチェアや、ベビーカーに取り付けてペットボトルやマグカップを置くためのホルダーである。https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000BSCDMO/
仕組みとしては、パイプ状の箇所へクランプで挟んで固定できるようになっている。工具不要で、簡単に取り付けできる。私の自宅デスクスペースは、Garage さんで買ったフレームラック(https://garage.plus.co.jp/products/list.php?category_id=181 )を組合せて作ったものなので、その垂直の柱の部分に取り付けている。
なんといっても、この商品の最大の特長は値段が安いこと!(Amazonだと500円前後)。私は2つ購入して、一つはカップ置き場として、もう一つはペン立て置き場として使っている。これで仕事中に飲み物をこぼしてしまうことがほぼ無くなった。机上のスペースも広くなった。
2. BawanfaのUSB切替器
目的:複数のPCで同じキーボード・マウスを共有し簡単に切り替えられるようにする
これは、キーボードなどのUSB機器の接続先をワンタッチで切替えて使えるようにするもの(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07VP56ML1 )。私は愛用のREAL FORCEキーボードとマウスを、2台のMacに接続するために使っている。自宅にある私物の Mac mini と、会社から支給されている業務用の MacBookPro の2台である。
以前は、直接USBケーブルを抜き差しして切り替えていたので非常に煩雑であった。これを導入してから切替が楽になり、また配線もスッキリした。
3. LGの34インチウルトラワイド液晶モニター
目的:できるだけ面積の大きいモニターを使って作業効率を上げる
3440x1440画素の横長34インチモニターである。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07XYWTJW5/
それまで使っていたモニターが故障したため買い替えた。以前は 23インチ+19インチの2台体制であったが、この横長モニターは、その2台の合計よりも画面が広い(画素数ベース)。画面の継ぎ目がなくなり、非常にスッキリ見やすい画面となった。
設置した直後はギョッとするぐらいバカでかい画面だなと思った。しかし数日もすると慣れてしまった。慣れとは恐ろしいものである。
4. SennheiserのPCヘッドセット
目的:リモート会議時の音声をクリアにする
最初の緊急事態宣言後の一時期、ヘッドセット全体が非常に品薄になっていた。あちこち探し回って、海外通販サイトからようやく入手できたのがこれ。 https://www.amazon.co.jp/dp/B006J3CJE2
私はゲーミング用のゴツイ感じのものは苦手なので、これを選んだ。軽量で音質のバランスが良く使いやすい。
5. SmallRigのスーパークランプマウント
目的:Webカメラをガッチリ固定する
好きな場所にカメラを三脚ネジで固定できるクランプである。https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07D356HRK/
自宅でのリモート会議のとき、MacBookProをクラムシェルモードで使っているため、そちらの内蔵カメラは使えない。そのため、数年前に購入したアクションカメラ DBPOWER EX5000 をUSB接続して使っている。このカメラの固定に使っているのがこのクランプである。
以前は、小型三脚でカメラを設定していた。しかし、それではデスク上で場所を取るし、ちょっと触れただけで位置がずれてしまう。何か別の方法はないかと探していて見つけたのがこれである。
カップホルダーと同様にフレームラックに挟んで使っている。金属製でガッチリ固定できる。これで液晶ディスプレイの上部のちょうど良い位置にカメラを設置できた。
6. サンワダイレクトのキーボードスライダー
目的:机上を広く使えるようにする
デスクの天板に挟んで取り付けるタイプのキーボード台である。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07K81QCWV/
私の作業スタイルでは、本や書類を見たり、ノートにメモを取りながらPC作業をすることが多い。しかし自宅のデスクはとても小さい(幅90cm)。なので、書類とノートとキーボードを同時に置くのは無理がある。そこで導入したのがこの製品である。
これで、キーボードとマウスは机上面より一段低い位置となる。書類を置くスペースに余裕ができて作業がしやすくなった。使わない時は、スライドして奥にしまっておけるのも良い。
7. FACE8のノートPC台
目的:机上を広く使えるようにする
写真 FACE8のノートPC台
左:下から見た様子 右:上から見た様子
背景が雑然としているのは無視してください笑
これはモニターアームと同様のアームの先に、ノートPCを載せられるようにしたもの。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07B2B7ZWD/
順番にデスク周りを改良していくうちに、机上にノートPCを置いておくのが邪魔に感じるようになったので導入した。
これもフレームラックを挟み込んで強引に取り付けている。そこに載せた MacBookProは、机から少し離れた”空中に浮かんでいる”ような格好になった。
8. HUANUOのモニターアーム
目的:机上を広く使えるようにする
いわゆるモニターアームである。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B089GPNM5V/
以前は、机上のガラス台にモニタを載せて使っていたが、やはりガラス台の脚が邪魔になるので思い切ってモニターアームにした。調べてみると4000円ほどで、思いのほか安い。ダメモトで購入してみたが、ガススプリングもしっかりしていて全く問題がない。非常にコストパフォーマンスの良い製品である。
これに前述の34インチモニターを取り付けて使っている。モニター下にスペースができ、机上が広く使えるようになった。
9. リヒトラブのA3クリップボード
目的:A3メモを机上に常備しておけるようにする
A3サイズのクリップボードである。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B005J0WTQ4/
アイデアを練ったりするときなどには、私はデジタルとアナログを併用するのが好みである。PCで資料を表示したりネット検索したりしつつ、思いついたことを紙メモに手で書いていく。そのほうがなぜか捗るのである。
メモには絵や落書きも書いたりする。できるだけ大きな紙に書きたい。そこで最近はA3のプリンタ用紙を使っている。A3プリンタ用紙を数枚このクリップボードに挟んでおくと具合がいい。適度な重量があるので片手で書いても紙が逃げない(これ重要!)。クリップ部もしっかりした作りで使いやすい。
10. MAVEEKのケーブルクリップ
目的:電気配線を整理する
粘着テープで貼付けできる、ケーブル固定具である。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B076GXW7GK/
電気機器が増えてくると、必ず悩まされるのがゴチャゴチャの配線問題。
きれいに整理しておかないと見た目が悪いだけでなく、漏電などで危険でもある。
整理器具として、ケーブルダクト、結束バンド、ねじりっこ、ステップル等いろいろ試してみて、私はこれが一番使いやすかった。
この製品はケーブルを挟む部分が何度でも開閉できるので、後で配線を追加・変更するのに便利である。私はちょくちょく機器の配置換えをするのでこれが嬉しい。
■まとめ
最後のまとめとして、私の机付近の様子を上記写真に示す。今回紹介したグッズを使った涙ぐましい努力により、机上のスペースが何とか確保されているのが分かるだろうか?
今回は、2020年に在宅ワーク用に購入した関連グッズをご紹介してみた。本記事が少しでも読者のみなさんの参考になれば嬉しい。
# ご意見・コメント等あれば、ツイッター( @opst_innovation )までお願いします。
プロフィール
著者:寺田英雄
株式会社オープンストリームCTO/技術創発推進室 室長/電気通信大学特別研究員
画像処理ソフトウェア開発歴30年以上。最近はディープラーニング応用の研究開発に取り組んでいる。
以前はC++プログラマーだったが、最近はもっぱら Python しか使わなくなった。でも、今でもネィティブコードの感触が好きである。
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