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育児はタフなプロジェクトそのもの!?

~ITエンジニア、育児休暇を取得する~[後編]

お知らせ

(前編は こちら

今年育児休暇を取得したばかりの、DX推進室の増倉さん。

育児休暇期間中、当社で社内コミュニケーションのプラットフォームとして利用している TUNAGには、定期的に育児レポートをアップされていました。

育児休暇期間中の投稿

後編では、実際の育児休暇期間中のことについて話を聞きました。

ーー実際に1人目、2人目と育児休暇を取得されて、気づいたことはありますか?
長男は1週間早く、次男は2週間早く産まれてきました。出産時の荷物はかなり多いですし、出産予定日の1ヶ月前から準備はしておいた方が良いですね。
男性も早めに育児休暇を取得できるようになると安心できるのですが。
*これまで男性の産休制度は法制化されていませんでしたが、政府が新しく制度を創設する方針を固めたと一部報道機関が報じています。
2020年7月26日読売新聞

あとは「育児は妻を助ける、サポートする」ものですね。
とにかく妻を休ませることを前提に、行動していました。
一時期“イクメン”という言葉が流行りましたが、「あれって胡散臭いな~」といざ子育てをはじめて感じました(笑)
育児が目標になっていると、いろいろとずれてくると思います。「育児休暇」となってはいますが、基本的に家事全般をやるんです。
育児はその中の行動の一つでしかないので、そこを勘違いすると大変ですよ。

増倉流・育児休暇期間中の心構え

ーー育児休暇中の1日について教えてください
朝はもう流れ作業で、たいてい自分が担当でした。基本妻には授乳とか、赤ちゃん周りのことをメインにやってもらいました。
育児休暇期間中、1か月経ったときは「まだ1か月か」という思いがある一方で、「1日があっという間だな」という感覚もあり、不思議な期間でしたね。
とにかく行動を効率化というかルーチンに落とし込む事が大切ですね。
ルーチンにしておくことで、その日のスケジュールが立てやすくなります。

育児休暇中の1日と育児休暇取得前の1日の過ごし方

ーー仕事の復帰について、不安などありました?
仕事の復帰については、とくに不安な点はなかったです。スムーズに、安心して戻ることができました。
復帰するとき、妻は色々気にしているようでした。
男性社員が育休を取った後の周りの目とか、色々見聞きするじゃないですか。
でも育児休暇の取得を直属の上司に伝えたら、すぐに経営層にも伝わって、みなさん事情は理解してくれているから大丈夫だよ、と話しました。
会社全体が育児休暇に理解してくれているなと感じて、家族も安心しましたね。
携わる案件によっては、なかなか取得しづらい部分もあるかもしれませんが、融通は利くと思います。一度会社に相談してみるといいですね。


インタビューを終えて
増倉さんのご家族も心配されていたように、昨今男性社員の育児休暇の事情をひも解くと、諸外国と比較した際の日本の取得率の低さや、「パタハラ」( パタニティ・ハラスメントの略)というワードなど、ネガティブな話題を見聞きすることがしばしあります。
しかし、今回の増倉さんの話を通じて、パートナーをはじめ周囲のサポートなくしては、育児を成り立たせることは難しいのだなと実感しました。
当社では気を負うことなく、社員が家族のサポートに従事できるよう、環境や制度を整備しています。
今回のケースのみならず、男性エンジニアの育児休暇取得への理解が深まるよう、今後も情報を発信してまいります!

*増倉さんが所属するDX推進室では、以下のサービスを提供しています
RE:Monitoring
Quik&Accurate

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