OTセキュリティサービス
OTセキュリティサービス
Sphinx OT
Sphinx OTはOTゼロトラスト手法を通じて産業用制御システムと運用制御技術環境の信頼性と安全性を確保するサイバーセキュリティソリューションです。OTネットワークとミッションクリティカルなデバイスを、リアルタイムかつ多層防御の手法によって安全なものとするために、ネットワークベースとエンドポイントベースの両方の製品を提供いたします。
OT(オペレーショナルテクノロジー)/OTセキュリティとは?
OT(オペレーショナルテクノロジー)
情報を取り扱うシステムやその技術をIT(Information Technology)と呼ぶのに対して、OT(Operational Technology)は、主に製造業や社会インフラで利用されているハードウェアを最適に動かすための「制御・運用技術」を総称したものです。
OTセキュリティ
OTセキュリティとは、工場や発電所、水処理場などのインフラ設備を制御するシステムをサイバー攻撃から保護するための対策です。OTシステムは、ITシステムとは異なるアーキテクチャや運用方法を採用しているため、OTシステムの特性を考慮した独自の対策を講じる必要があります。
身近に迫るOTセキュリティインシデント
OTセキュリティインシデントを経験した企業は半分に迫る勢いで増加しており、「データや事業活動が人質に取られたことがありますか?」の質問に対して、70% の企業が経験ありと回答しています。
何年もの間、ランサムウェアのような攻撃によって、企業は大きな損失や金銭的損害が発生しています。攻撃の最も一般的な手口は、企業のデータや事業活動を人質に取ることです。
工場や重要インフラは生産設備の建設や運用に莫大な費用をかけており、生産活動の停止はビジネスに多大な影響を与えることになります。
大規模投資を行い、高額な製品を製造する企業ほど、サイバーリスクによるビジネスインパクトは甚大です。さらには資産やビジネスの損失のみならず、従業員の安全衛生にも影響を与える可能性があります。
出展元:OT サイバーセキュリティレポート 2022
https://www.txone.com/ja/security-reports-ja/insight-into-ics-ot-cybersecurity2022/
インシデントを防ぐために
ソリューション適用例(製造業)
ソリューション利用製品
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Portable Security
・セキュリティインシデント発生に備えてウイルス駆除まで行える持ち運びに可能なセキュリティツール
・セキュリティソフトをインストールできない産業機器のファームウェアに存在する脆弱性への対策
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TXOne Stellar シリーズ
・レガシーOSに対応したアンチマルウェア対策
・オフライン端末やリソース負荷がかかるのは避けたい端末で、ウイルス感染や不正・不要なオペレーションから保護する対策
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TXOne Edge シリーズ
・フラットなネットワーク構成となっていることが多いOT環境のネットワーク、それに対してネットワークセグメンテーション・ネットワーク分離を行って影響範囲を局所化する対策